ニャンドゥティって、どんなん?

 

『ニャンドゥティ』って、ちょっと聞きなれない響きだと思うんですが、

パラグアイの公用語の一つであるグアラニー語で『蜘蛛の巣』、という意味。

(パラグアイでは、スペイン語とグアラニー語が使われています)

蜘蛛の巣みたいに、放射線状に張った糸に織りの糸を交わらせて、モチーフになるんです。

 

スペインのテネリフェレース(白一色)の影響を受け、パラグアイに渡ってから土地の文化や自然の中でカラフルになっていったといわれています。

 

このモチーフは、パラグアイの自然や人々の身近なものが多く、「魚の尾びれ」や「でべそ」、「妊婦の腹」なんてのもあります・笑

その数、なんと約350種類!

 

↑「ひっつき虫」のモチーフ

↑「渓谷」のモチーフ・・・(花にしか見えないっ!笑)

 

 

ニャンドゥティのユニークなところは、専用の木枠を使って、布に刺すように編んでいくこと。

 

木枠に布を張って、

その布に土台の糸を刺して、

その土台糸に織りを入れたり結んだりしながらモチーフをつくっていく、

その後モチーフ部分を糊付けし乾燥させ、

布の部分をとりはずす。

そうすると・・・・・

 

 

ニャンドゥティの完成!!

 

というのが簡単な流れです。

 

↑糊付け後、乾燥させてるところ

 

工程は多くみえますが、織りと結びの組み合わせだけでできているので見た目よりシンプルで、どなたでもチャレンジできる手芸だと思います!

 

 

↑パラグアイの人が作った作品

めーっちゃざっくりおおらかで、あったかい感じがします♡

 

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来年春頃、大阪府八尾市を中心に教室開講を目指して勉強中です!

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